ことわざの窓: ことわざ わ行

我が身の事は人に問え(わがみのことはひとにとえ)

【意味】

自分の欠点や犯した過ちというものは、自身ではなかなか気づかないものであるから、人に聞いて改めるのが良い。また、自分のことは、案外、判断に迷うことが多いものだから、人の意見を聞くのが良い。

【所見】

良くないことだと分かっていても、ついやってしまうことというのは、意外と人に見られているもんです。注意されたら、素直に反省して改めましょう。注意されなくても、普段から自分の行いを振り返って、良くない部分は改めるよう努めましょう。って、人ごとじゃないんですけどね・・・(^^;。
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我が寺の仏尊し(わがてらのほとけとうとし)

【意味】

自分の寺に祀ってある仏が一番尊く思える。自分のものが一番良いと思うこと。

【所見】

口に出して表現するかどうかは別として、概して、誰でもそう思っているものはありますよね。人のものが一番と思えるものばかりだったら、そんな空しいことはありません(^^;。
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若い者と風上の火とは油断ならず(わかいものとかざかみのひとはゆだんならず)

【意味】

風上の火は、いつこちらに類焼するようなことになるか分からない。それと同様に、若者も何をするか分からず、油断できないということ。

【所見】

最近は犯罪の低年齢化が進んでいますが、ことわざにもあるぐらいですから、昔から若者の行動というのは予測し難かったんですね。若者にはそのパワーを、もっと有効に活かして欲しいと願うばかりです。
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若い女の寺狂い(わかいおんなのてらぐるい)

【意味】

若い女性が寺参りに夢中になるようなことは不似合いなことから、相応しくないことを指す。

【所見】

確かに、若い女性が寺参りに夢中になっているのを見たら、「この人大丈夫かなぁ?この歳で、もう厭世だろうか?」って思いますよね。何とも分かりやすい(?)ことわざです。
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