ことわざの窓: ことわざ や行

焼け石に水(やけいしにみず)

【意味】

焼けた石に少しばかりの水をかけても、冷やす効果がない。転じて、少しばかりの努力・助力があっても、問題を解決するに至らないこと。

【所見】

このことわざは良く使いますね。ご存知ない方は少ないかも知れません。例えば、毎年僅かばかりの昇給があっても「焼け石に水だ!」なんていうように・・・(^^;。
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焼け跡の釘拾い(やけあとのくぎひろい)

【意味】

家が焼け、全てを失ってしまった焼け跡で、焼け残った釘を拾う。転じて、大金を使ってしまった後で、細々と倹約をすることを指す。

【所見】

自分を含め、小市民に当てはまることわざですね(^^;。金持ちは大金を使い果たしても、また儲ける術を心得ていますから、動じません。
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焼餅は狐色(やきもちはきつねいろ)

【意味】

餅を焼いて食べるときは、狐色にこんがりと焼けているのが食べごろである。女性のやきもち・嫉妬もそれと同様で、適度にあるのは可愛いが、度が過ぎると嫌われるということ。

【所見】

まったくやきもちを妬かない女性は、確かに可愛くありません(^^;。でも度が過ぎると、生活自体がおかしくなったり、他人にまで迷惑を掛けるようになったりすることもあるようですから、考え物ですね。
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焼き栗が芽を出す(やきぐりがめをだす)

【意味】

焼いた栗から芽が出ることはない。つまり、不可能なことを指す。また、不可能と思われたことが実現したことも指す。

【所見】

どうして譬えが栗なのかは分かりませんが、不可能なことを譬える表現というのは、たくさんありそうな気がします。聞いてパッとすぐに想像できる譬えっていうのは、日常会話でも良く使いますよね。
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