ことわざの窓: ことわざ ま行

負けるが勝ち(まけるがかち)

【意味】

一時的に負けてはいても、大局的に見れば勝っていること。

【所見】

このことわざは、意味を取り違えている人が結構多いみたいです。負けたことが悔しくて、「負けるが勝ち!」と言うことで、意味も分からずに自身の慰めにしている人を見かけたことがあるぐらいですから・・・(^^;。
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負け惜しみの減らず口(まけおしみのへらずぐち)

【意味】

負けたものが、悔し紛れに憎まれ口をたたくこと。

【所見】

特に惜敗の場合、そういう口をききたくなるのは、心情的に分かります。でも、度が過ぎると見苦しいので、気を付けたいところですよね。潔く自分の負けを認めて、何も言わないのが一番美しいと思います。
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蒔かぬ種は生えぬ(まかぬたねははえぬ)

【意味】

種を蒔いてもいないのに、期待する植物が生えるわけがない。つまり、原因になることを何もしていないのに、期待する結果を得ることはできないということ。

【所見】

そうですね。期待する結果を得るためには、その結果につながる努力が必要です。当たり前のことなんですが、ことわざになるくらいですから、その当たり前のことをせずに、結果を期待する人が昔から多いんでしょうね。
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間男七人せぬ者は男のうちに非ず(まおとこしちにんせぬものはおとこのうちにあらず)

【意味】

間男(人妻相手の不倫)を、七人に対してできないような男は男ではない。男なら誰でも間男をするものだ。

【所見】

すごいことわざですよね!封建社会において、男が絶対的に強い立場であった時代の浮気の言い訳であった気がします。こんなことを今の女性に対して言ったら、いきなり張り倒されそうです・・・(^^;。
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