ことわざの窓: ことわざ は行

馬鹿を見たくば親を見よ(ばかをみたくばおやをみよ)

【意味】

馬鹿というものがどんなものか見たいのであれば、人の親を見ろ。つまり、”親馬鹿”に勝る馬鹿はいないという譬え。

【所見】

「これは、もう、そうでしょう!」と言うしかないぐらい、その通りだと思います。でも、どこの親でも他人から見たら馬鹿なら、この世の中は馬鹿ばっかりということになってしまいますね(^^;。
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謀は密なるを良しとす(はかりごとはみつなるをよしとす)

【意味】

計略は秘密裏に進めなければ、その効果があがらず、また結果としての成功も望めない。

【所見】

このことわざは、時代劇で良く耳にしますね〜。殿様と豪商との間で行われる秘密裏の取引シーンなんかで、「のう越後屋、”謀は密なるを良しとす”と申してな・・・」なんてね!(^^;
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馬鹿に付ける薬はない(ばかにつけるくすりはない)

【意味】

馬鹿をなおす薬はない。馬鹿者を救う手立てはないということ。

【所見】

「馬鹿」というのを、回復する見込みのない病気か怪我のように表現しているところが、ある意味すごいと思いますが、そこまで言うことはなかろうに・・・という気もします(^^;。
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馬鹿と餅には強く当たれ(ばかともちにはつよくあたれ)

【意味】

餅は強く杵で打つ方が、締まってこしのある美味いものになる。同様に、馬鹿者に当たるときにも、怠惰になることのないよう、厳しい態度で接した方が良い。

【所見】

は〜、そういうもんですかねぇ。あまり厳しい態度ばかりで接していると、その内に耐え切れなくなり、かえって何も言うことを聞かなくなるような気がしますが・・・。やっぱり、飴と鞭が基本じゃないでしょうか。
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馬鹿と鋏は使いよう(ばかとはさみはつかいよう)

【意味】

鋏は使い方や切るものによって、良く切れたり切れなかったりする。それと同様に、馬鹿な者でも使い方や目的によっては、役に立つということ。

【所見】

何とも人を馬鹿にした表現だと思いますが、中には、本当にこのことわざを言いたくなるような人がいるかも・・・(^^;。でも、当人に面と向かって言うような人はいませんよね?
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