ことわざの窓: ことわざ あ行

悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)

【意味】

悪い行いや評判はすぐに世間に知れ渡るということ。「悪事千里を行く」「悪事千里」とも。

【所見】

いまでこそマスメディアによる報道で、悪事はすぐに知れ渡ってしまうというのが当たり前になっていますが、そんなものがない昔でも、やはり悪いことはあっという間に口伝えで広まったんでしょうね。悪いことはできないもんです(^^;。
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秋茄子嫁に食わすな(あきなすびよめにくわすな)

【意味】

一般的には「秋の茄子は味が良いから嫁に食べさせない」、という姑の嫁いびりを譬えているとされているが、反対に「秋の茄子は体を冷やして毒だから」と、姑の嫁への思いやりを譬えているとする説もある。

【所見】

う〜ん、要は解釈次第で、どちらの意味にも取れることわざなんですね。お姑さんとお嫁さんが、お互いにどう取るかによって、その関係もどちらへも転びそうですね(^^;。
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商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)

【意味】

商売というものは、牛の涎が細く長く垂れるように、気長に辛抱することが大切であるということ。利益を急いではならないということの譬え。

【所見】

なんか譬えが汚いですが、商売に限らずどんな仕事・勉学でも成功しようと思ったら、常にそれなりの努力というものが必要ですから、やはりその意味でも辛抱は大切になりますよね。でも、このことわざを作った人は、なんでわざわざ”牛の涎”に譬えようと思ったんでしょうか(^^;?
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諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)

【意味】

失敗があったり不運に遭遇したりしても、いつまでも思い悩まずきっぱりと諦めた方が精神的に良いということ。

【所見】

これは本当にそうです。心痛があまりにひどいと、本当に病気になってしまうこともあるんですね。ただ、失敗しても全然平気で反省の色なし、という人は困りものですが・・・(^^;。
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空家で声嗄らす(あきやでこえからす)

【意味】

空家で声がかれるほど呼びかけても、返事があることはない。転じて、努力をしても人に認められないこと、むだ骨を折ることの譬え。

【所見】

努力をしても人に認められないというのは、やっていることが間違っているとか、結果が出せていない場合ですよね。そうじゃありません?このことわざは、端的にそれを意味している気がします。
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